鹿児島を拠点として製作を続けられている盛永省治さんのオブジェです。盛永さんは主にターニング・ウッドと言われる木工旋盤によって作品や器などを制作されています。
木材それぞれの個性を見つめ、そして存分に活かされる形へと加工し成形されていく器は、形容もさまざま。見る角度によっても変化する美しい作品を生み出されています。
こちらはクラロウォールナットと呼ばれる樹種の塊から切り出したオブジェ。ずっしりとした無垢の塊を繊細に切り出し面を取った形状で、見るたび違う表情を見せてくれます。
クラロウォールナットは、今から約180年ほど前に北米に自生していたアメリカンブラックウォールナットに、ヨーロッパから持ち込んだイングリッシュウォールナットを接ぎ木して生まれた種です。
美味しい実を採るために掛け合わされたクラロウォールナットですが、できあがった実は思いのほか食用には向かない味だったようで、その存在はしばらくの間忘れられていました。
その木目の美しさに目を奪われます。クラロウォールナットは人の手によって生まれたものであり、自生していないため自然に個体が増えることもなく、絶対数が少ないため希少価値が高いと言われています。お写真6枚目上からB/C)
size W20cm D14cm H9cm
取り扱い店舗…dieci天神橋店
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- mS
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- 37,400円(税込)
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