みずのした/中川 正子
こちらはフォトグラファー、中川正子さんによる初のエッセイ集です。辿ってきた道は、いまにどうつながっている？
過去の自分に宛てた、現代の私からのメッセージ。
中川正子さんはフォトグラファーとして写真を撮り続けるかたわら、日記、ブログ、SNSを通じて、ほぼ毎日のように自身の思いを言葉に書き残して来られました。
中川正子さんにとって、本格的なエッセイ本の刊行は初の試みとなります。
本著を執筆するにあたり、過去に自身が綴った日記やブログ、SNS の投稿を読み直し、記憶に強く残る17篇の“昔のわたし” をセレクト。
発言のひとつひとつにときおり茶々をいれつつも冷静に俯瞰。そのときに巡った感情や体験のすべてが“いまの私”にどう繋がっているのかを考えていく。 過去の自分と現在の自分の往復書簡となっています。
進路、結婚、出産、育児、仕事。中川正子のするどい視点とまっすぐな気持ちが、あたりまえの日常を色鮮やかな思い出の波へと変えていく。
過去の自身に対する慈しみやねぎらいの想いが、そのまま読者に語りかけられているようにも感じる、優しくてみずみずしい言葉たちです。
size:17cm×12cm
272P
著者:中川正子
出版社:くも3
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price:2,300円(税込)